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こんにちはTKです!

日焼け止めクリームを選ぶときに目にする「SPF」の文字。
数値が高ければよいと思って選んでいませんか?
でわでわ、僕の知っている範囲ですが「SPF」をレクチャーさせて頂きます。

★SPFとは?

SPFとは、Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で紫外線防御指数と呼ばれています。
これは、紫外線を浴びた皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したものです。

★SPF数値とは

SPFの数値単位は、時間で20~25分を1単位とします。
つまり、SPF1は生身の状態より日焼けを20~25分遅らせるという意味です。
なのでSPF10だと、20×10で200分になり、3時間~4時間は日焼け止め効果を得られるということです。

★SPF数値に対する量

上記の時間の目安は日焼け止めを1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値になります。
逆にいえば、それだけ塗らないと本来のSPF数値の威力を発揮しないという事ですね。

1平方センチメートルに2mgってけっこうな量になります。
だいたいの日焼け止めクリームはぬると白くなるので、この量は塗ると確実に白っぽくなる量です。

それが気になって、薄めにぬるとそれだけ効果を発揮出来ない事になります。

★SPF値と日焼け止め効果

SPF数値が高いと、日焼け止め効果も高い事になりますが、それと引き換えに肌への負担も大きくなります。

SPF効果として日焼け止めクリームに配合されている成分は大きく二種類あります。

紫外線吸収剤 肌荒れの原因になる
紫外線散乱剤 肌が乾燥する恐れがある

紫外線対策になるSPF配合の日焼け止めクリームですが、その反面どうしても肌への負担は避けられません。
つまり、数値が高いからといってやたらに日焼け止めを塗ればいいというものではないという事です。

★SPF数値との上手な使い方

このように良いも悪いもあるSPFですが、紫外線対策として使わないわけにはいかないので効果的に、かつ肌の負担を最小限に抑える方法の提案です!

★SPFを使い分ける

まずは外出時間や場所、行動内容などによってSPFを使い分けることです。
通常の家事、洗濯物を干したり、近所へ買い物くらいならSPF15~20くらいのもので十分でしょう。

長時間の外出、そして海や山、紫外線を直接浴びる場所であれば、SPF30以上のモノをオススメします。
現在SPF値の最高は50ですが、これは時間に換算すると1,250分(20時間50分)なので、一日の日照時間をはるかに超えます。
ですから、実質必要ないと僕は思います。

実際にSPF30を超すと、もう紫外線カット効果はほとんど変わらないといわれています。

★日焼け止めの塗り方

日焼け止めは長時間、かつ汗をかく場所であればこまめに塗り直すことが重要です。
SPF50だからといって、塗りっぱなしで丸一日過ごすのはかえって肌を痛めます。
むしろSPF30あたりをこまめに塗り直す方が効果的だし、お肌の負担も少なくなります。

★塗る時のポイント

SPF値の低いものを使う場合は、パウダーファンデーションを上に塗るとUV効果がアップします。
毎日使う日焼け止めは、吸収剤不使用(ノンケミカルなどと表示されている)のものがよい
パウダーファンデーションは、ほとんどのものが多少の紫外線をカットする力を持っています。
SPF 表示のないものでも効果はあるようなので、20分程度の紫外線対策であれば、パウダーファンデーションを顔全体に塗ったあと、頬骨の当たりに少し重ねて塗るようにするだけでもUV対策になるようです。

詰まる所、SPF数値と日焼け止めクリームは必要最低限での使用が理想的という事です。

どう付き合うかは各々の選択次第ですので、あくまで御参考までに!

From 大阪 中津の美容室 GRACE ALLEY xoxo